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退去しないように既存入居者のケアをしていますか?(続編)

2018/04/08

こんにちは。校條友紀子です。

繁忙期も終わりましたね。皆様の物件の入居状況はいかがでしたか?

 

先月、みなさんは既存の入居者様を大切にしていますか?と書きました(3月10日)

弊社がどのようにそれに取り組んでいるかという事例を紹介いたしました。

「退去予防委員会」のその後をお伝えします。

(よかったら3月10日のブログを読んでからここに来てくださいね!)

 

アンケートを回収して「振り分ける」

これが前回までのところです。

 

では、大切な入居者様の要望をどのように叶えていったか!?

というところからです。

 

では続きのNO.4から

 

4.工事実施

 

叶えられる要望は

🔶〇号室,〇号室,〇号室・・・クロス貼り換え工事

🔶〇号室,〇号室,〇号室・・・洗面ドレッサー設置工事

🔶〇号室,〇号室,〇号室,〇号室,〇号室,〇号室,〇号室・・・温水洗浄便座設置工事

 

↑こんなふうにまとめます。そして業者さんに交渉します。

ここで「手こずる」のは何かわかりますか?

それは「入居中の施工は不可」という業者さんが多々あることです。

想像以上に断られるものです(泣)

そりゃそうですよね。同じ仕事なのにやりにくいのでしょうね・・・

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工事の日程調整から完了のチェックまで

入居者様⇔弊社⇔業者さん

というまさに仲介業務オンパレードです(笑)

 

入居者様と業者さんの日程調整がうまくいかず、何ヶ月か手つかずの部屋もありました。

なぜ手つかずになるのか・・・理由は様々。

しかし、諦めてはいけません。入居者様と職人さんを励まし続けました。

くじけそうな我々もお互い励まし合い、乗り越えました。

やっとすべて工事が終了したのは2017月12月でした。

なんと退去予防委員会発足から5ヶ月後です。

し、しかし退去予防委員会はまだ解散できませんでした。

 

●家賃いくらの部屋にいくらかけた工事なのか?

●退去がどれくらい延びれば効果的だと言えるのか?

●工事日は?

●どこの業者さんがやってくれたのか?●品番は?

などの表、グラフを作成しました。

大家さんへこれらのデータも報告したかったのです。

 

一番多いパターンとしては家賃1ヶ月弱の出費。

一番多額の部屋でも、なんと家賃2ヶ月弱でおさまりました。

なんて安価なのでしょう。うれしいデータでした。

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【退去されてしまうと何が襲ってくるか?! 】

🔶普通の原状回復では決まらないからリフォーム代がかかる(修繕費)

🔶募集賃料を今より安くしなければならない(賃料減額)

🔶不動産屋に支払う広告費がかかる(広告宣伝費)

🔶新入居者がなかなか決まらない(空室損害金)
 

う~む・・・少し考えるだけでもマイナスばかりのことばかりですね・・・

 

「家賃を下げてほしい」

の要望があったかなかったか・・・がですが(3月10日号)

はっきり言うと「ありました」がしかし、

以前にも要望をいただいていた店舗の借主様だったので

あえてここに書くに至らずです。

 

最後の工事が完了してからはや4ヶ月経ちますが、どこの部屋も退去はありません。

まさに「予防」できたと言えますよ。

やってよかったなと思います。

 

そして、今年も閑散期が近づいてまいりましたね。

またもや「退去予防委員会」を立ち上げる予定でおります。

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