退去しないように既存入居者のケアをしていますか?
お世話になります。校條友紀子です。
繁忙期、いかがお過ごしですか?
・賃料を1~2ヶ月間無料にしたり(業界では「フリーレント」とよびます!)
・不動産業者へ支払う広告宣伝費を通常の2~3倍にしたり(業界では「AD」とよびます!)
・不動産業者に挨拶周りしたり
・リフォームにお金をかけたり・・・
ここぞと気合を入れて入居者獲得に臨んでらっしゃることと存じます。
さて、入居者獲得のノウハウは広く話題となってますが、
みなさんは既存の入居者様を大切にしていますか?
じゃあ、どのように?(How?)
「既存の入居者様こそ最も大切にすべき」と思うのです。
・現在募集中の部屋より高い賃料で入居しているかもしれない・・・
・なのに何一つクレームを言わない
・ルールをきちっと守り常識的
・そして家賃の支払いだって遅れたことがない・・・
↑いわゆるサイレントマジョリティなのです!
そこで、弊社は何をしたか?
ですよね。偉そうにペラペラしゃべるのは簡単です。(笑)
弊社は、閑散期(2017年7月)に「退去予防委員会」を立ち上げたのです。
目的は「退去未然防止」
1.アンケート配布(🔶の注意点を踏まえ2017.7.12配布)
🔶内容に問題はないか?
🔶契約者と入居者が異なる場合どうするのか?(法人契約)
🔶想定問答をしてみたか?
2.アンケート回収
①アンケート提出者へ更に細かい質問(電話orメール)
②想定外の要望に対してスタッフ会議→調査→大家さんに相談→スタッフ会議
③アンケート提出してくれた人にお礼&「順番に対応するので待ってね」のお手紙
3.アンケート未提出者へ再配布(2017.8.3)
ひとまず、ここまでのサマリーと苦労点
1.アンケート内容をしっかり考えなくてはいけません。
期待を持たせるだけでは信頼を失いますからね。
最低限、大家さんは何を負担してくれるのか?
確約を取っておく必要があります。
今回、大家さんの確約あるものは「温水洗浄便座」と「エアコン」でした。
2.ヒアリングを重ねるわけですが、入居者様は忙しいのです。
電話が繋がらない・・・メールの返事が来なくなってしまった・・・など。
ここで諦めては水の泡です。怠けない諦めない・・・の精神です。
休んでいるスタッフが「知らない」という事態にならないように
随時LINEで報告し合いました。
3.アンケート未提出者を割り出し、再配布しました。
結論、アンケート回収率は74.25%でした。まずまずの回収率でした。
●契約者と入居者が異なる場合、慎重に対応すべし
・・・お叱りを受けるケースもありました。
●アンケート提出の催促も慎重にすべし
・・・「しつこい」とお叱りを受けるケースもありました。
さぁ、大家さんとしては一番書かれたくないことは何と言ってもコレ↓ですよね。
「家賃を下げてほしい」
ガーーーーーーン
これを言われるのがイヤだからアンケートを避けているという大家さんもいることでしょう。
さて、「退去予防委員会」続きはまた!!
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※さらに具体的な情報、ここには書けない体験談などをお届けします!