新築が大好きな日本人にとって「定礎石」はどうよ?!
2018/01/07
自分の生年月日プレートを毎日首から下げて歩きますか?
私(校條友紀子)は嫌です(笑)
ビルやマンションに「定礎」と書かれた石や金属製プレートが埋め込まれています。
これは、礎(いしずえ)を定めるという意味があり、
建物の入口周辺に「定礎」(ていそ)の文字と建築年月日を入れるのが一般的です。
また多く場合、定礎石の奥には、「定礎箱」と呼ばれる箱が埋め込まれており、
その定礎箱の中には、施工者や建築図面、当日の新聞記事、通貨などが入っています。
この箱はタイムカプセル同様に普段取り出すことは出来ません。
築年数は浅いほど借主・買主に人気があります。
驚くほどのリノベーションがなされていれば話は別ですが、
日本人の文化において「築年数の経過」は物件価値に大きなダメージを与えます。
日本人は「新築」が大好きでたまらないのです。
築年月は決して誤魔化すことはできません。
誤魔化したら違法ですからそこはご安心ください。
築年月は、誰にでも簡単に調べることができます。
しかし、しかしですよ💦
聞かれもしないのにわざわざ言う??
築年月を玄関で公言しなくていいのでは?!と思うのです。
「あ~この物件、意外に古いんだ・・・」と思われてしまうより、
そっとしておいてはどうでしょうか。
本当に知りたい人は調べるでしょうし、
聞かれたときだけ感じよく答えればいいのではないでしょうか。
といわけで、私は定礎の上に募集看板を重ねます。
↓
注:大家さんの同意を得てくださいね!
ルン!
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