マンション管理規約の改正(役員任期の延長)
「2年任期&半数改選」という役員の任期を延長する見直し案は、
国交省も推奨しておりますが、一般人にはわかりにくく、導入が難しい・・・
デメリットばかりが先行してしまいがち。
①1年任期 全員改選・・・任期は1年、1年毎に役員が全員入れ替わること。
約60%のマンション管理組合がこれを導入。
②2年任期 半数改選・・・任期は2年、1年毎に役員の半数が入れ替わること。
あなたのマンション規約が①1年任期であれば
「1年でさえ面倒な役員は遠慮したいのに②2年なんて御免だわ!」
が本音でしょう。
しかし、2年任期半数改選としたい住民が年々増えてきているのは事実であって、
私の顧問先では先日、説明会を開催しました。
説明会では理事長に代わって説明や質疑に対応するのが私の役目です。
そこで、この図を用いて説明したところ、
「非常にわかりやすかった。いい提案だ」と理解いただけました。
この図はあくまで例ですが、実際の住民にとって、イメージしやすくなります。
【この事例でのメリット】
1.引継ぎがスムーズになる・・・例えば、新理事は、
昨年の理事が理事会のメンバーとして残っているので
わからないことは理事会中に聞くことができる。
2.維持管理の継続性は言うまでもない。
3.全員改選の現状は、7名の次期役員を選ばなければならず、手こずる。
(輪番制といえども“特別の事情があるから今期は飛ばしてほしい”と主張する住戸が多い)
その人数が半数(3~4名)で足りるので選ぶ負担が減る。
管理規約の改正・・・成功の秘訣は「説明会」にあります。
説明会開催は必須ではありませんが、やるべきと言えましょう。
総会承認がスムーズにいきます。
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