最強の貼紙効果
こんにちは。校條友紀子です。
今日のテーマはマンションの共有スペースに貼る掲示物です
前回のブログでは「貼ってはいけないチラシ」について解説しましたが、
今回は「貼ってよい掲示物」についてお話します。
🔶内容構成は
1.貼ってよい掲示物の事例を2つご紹介
2.その理由や背景も交えて解説します。
3.最後に注意点で締めくくります。
今回のブログは
大家さんが入居者を獲得し続ける秘訣をお伝えする内容です。
【事例その1】
設備の点検のお知らせ
たとえば、断水のお知らせ
これは受水槽の清掃点検や排水管清掃が理由でしょう。
こういった貼紙を入居者はもちろんのこと、これから住もうかなと考えている
見学者が見たらどう思うでしょう。
「あ、ここの大家さんはちゃんと設備点検をまめにしてくれるんだな」と
良い印象を持ちます。
セコイ大家さんやルーズな大家さんは、定期的に点検をしません。
清掃点検や排水管清掃については大家さんによってまちまちです。
何年もやっていない・・・いや、やったことがない!という大家さんもいるんです。
ですので、こういった貼紙は「大家さんは物件と入居者を大切にしてくれている」
と認識してもらえるでしょう。
【事例その2】
内装リフォームの案内
〇〇号室が〇日からリフォーム工事に入ります。
これは現に住んでいる入居者にとってありがたい掲示物といえます。
記載内容の必須は5つだと考えます。
1.リフォームする部屋番号
2.リフォームの期間
3.時間帯
4.土日祝は工事するのか
5工事担当者の携帯番号
工事会社が作成してくれますから、掲示する前に内容を大家さんでチェックしましょう。
できるだけ早く掲示することが大切。
前日や当日に貼ってもあまり意味なし!
工事って上下左右に騒音が発生しますよね。
今は、昔と違って夜勤の労働者が増えています。
彼らにとっては、昼間の騒音が大切な睡眠の妨げになるのです。
そのクレームはかなりお怒りです。
彼らはリフォーム工事に怒っているのではなく、なぜ早く教えてくれなかったのか?
なんですよ。
早く教えてくれたら、
夜勤シフトを組まなかったのに・・・
実家に泊まったのに・・・
ということなんですね。
早く教えてあげること=入居者に対する大家さんのおもいやりなんですね。
【注意点】
1.延期になった場合は訂正する
設備点検の日程はめったに変更しませんし、業者が貼り直してくれるのであまり心配ありませんが、
リフォーム工事は問題です。
多くの場合、リフォーム工事は期間延長する傾向があります。気を付けまししょう。
2.剥がす
実施後は直ちに剥がしましょう。
ずーっと剥がさないと、ルーズな大家さん+巡回の頻度が少ないんだなという印象を持たれます。
管理の巡回頻度が少ないマンションは誰しも住みたいと思わないでしょう。
白かった掲示物の紙が黄色に変色し、半年前から貼りっぱなし・・・
という掲示板をみたことがあります。
最後まで責任をもってきちんと始末してくださいね。
3.古いさびた画鋲
掲示物を貼る画鋲ですが、古くさびたこのような画鋲はやめましょう。
100円ショップで購入すれば十分です。こんな細かな点も気をつけましょう。
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