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三者大喧嘩の退去清算を避けるコツ

2020/05/31

管理会社として「気が重~い作業」の一つである「退去精(清)算」・・・↘

「貸主側でまず仮精算した金額にもとづいて、貸主と借主間の関係を清算する」ことです。

その意味から、私は「退去清算書」と題名付けしています。(調査によると「清」「精」どちらでもよいらしい)

 前置きはほどほどにしてさて本題。

 

借主の立場➜「できるだけ払いたくないよ~」

貸主の立場➜「できるだけ負担しておくれ~」

管理会社の立場➜「お二人さんよ!できるだけ揉め事を起こさず終わってくれ~」

 

終わりがくることは誰もがわかっているのに、なぜ揉めるのか。

揉めないような努力をしているのか・・・が耳の痛いところでしょう。

よく揉める内容の一つとして

「入居当初からあった傷、汚れ、故障」

退去者に「この傷(故障)は始めからありました」

と言われてしまえば、誰が何をもってそれを証明するの?となりますよね。

 

🔶借主が気を付けること

入居を決める前に、この物件の原状回復請求はどのように行われるのか聞くことです。始めからあった傷などはどのように取り扱われるのか、その手の質問をして貸主側がどう反応するのか、これが見極めのポイントです。

「面倒くさい申込者だな」という態度で、あなたの言ってることがイレギュラー扱いなら、退去時に揉めることを覚悟で入居しましょう。逆に、管理がずさんということで、傷を付け放題でも費用請求されないかもしれません。

 

🔶貸主の問題点

面倒なことをちゃんとやっておけば、後でラクができるものです。

入居前からあった傷や汚れ、設備のくたびれ具合をしっかりチェックし、画像と書面に残し、入居1~2週間以内に合意(お互いのサイン)しておくことです。

「他に不具合あれば申し出てください」としておき、入居後申し出があれば追記するのです。これもせいぜい2週間以内です。

なにも大家さんが自らやらなくてもいいのです。管理会社にやってもらいましょう。

これにクソ細かく取り組んでいる管理会社選びをしなくてはいけないということです。(笑)(真剣)

月々支払う業務委託料のパーセンテージで管理会社選びをするのではなく、このような取り組みに観点を置くのがインカム増加に繋がるといえましょう。

また、管理会社をしょっちゅう変更する貸主に覚悟していただきたいのは、管理会社にも言い分があるといいうことです。

「自分が管理受託する以前に契約した入居者への交渉事や退去清算業務には積極的に動けない」のです。当然、歴史を知らないわけですからね。

管理会社を転々と変更する大家さんは管理費がうーんと安くなったぞ!と喜んでばかりいられません。退去のとき本当に親身になってくれるエキスパートがいないことを覚悟で挑みましょう。

 

🔶管理会社

退去後の物件をチェックし、精算書を作成し、交渉し、合意して清算する」という業務は揉めずサっと済ませたいものです。もし手こずれば、このプロセスは仕事といえどもたいへん苦痛を伴います。

借主「なんでこれを払わなきゃいけないの?敷金早く返してよ!訴えるぞ!」

貸主「なんで貸主が負担しなきゃいかんのだ!借主が負担すべきでしょ!」

と管理会社は間に挟まれツライのです。それが仕事だろ!と言われればその通りですが、入居時の詳細なる合意書があれば、揉めることなどほとんどないのです。

私の実体験上、この入居時画像と書面で合意サインしておくことを始めてから、退去時に激しく揉めることはなくなりました。

 

🔶撮影のポイント

貸主(管理会社)も入居者も「始めからあった傷、汚れ」を主張する際、説明文と画像がカギとなります。

弊社もたびたび入居まもない借主さんから画像を提供していただくことがありますが、アップの画像だけでは位置の特定ができないので全体像も追加で請求します。

 

↓事例① このように全体像とズームアップをセットで提出(実際のズームアップは3枚必要ですね)

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↓事例② これも遠目とズームアップをセットで提出

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遠くからの画像1枚とズームアップした画像をセットで整理しておくとよいでしょう。

何年か後、ズームアップしたフローリングの傷など、「これってどこ?」となりがちです。面倒でもわかりやすく全体像にマークアップしておくと完璧です。

貸主♡借主♡管理会社 それぞれが気持ちよく入退去にかかわり、心身ともに笑顔で過ごしましょう。

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